日雇労働者健康保険法[政]1953.8.14
日雇労働者健康保険法[政]1953.8.14
1952年4月,全日土建などにより組織された健康保険獲得期成同盟が〈国庫補助による健康保険をつくれ〉と制度確立運動にのりだした.その結果,日雇労働者健康保険制度が確立された.制度は適用事業所,失対事業,公共事業で雇用される日雇労働者を対象とし,給付費の国庫負担がはかられた.その後,’84年に廃止され,一部が健康保険法に統合された.〔参〕小山路男編《戦後医療保障の証言》1985.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。