総評第4回大会[労]1953.7.8
総評第4回大会[労]1953.7.8
本部提案の運動方針に対して全面的な書きかえを要求する修正案を右派4単産が出したが,222対36の大差で否決された.4単産は大会終了後10日目の7月21日総評脱退の意向を表明し,10月20日には総同盟などとともに新組織結成の方針を声明した.なお総評の新運動方針はそれまでの〈第三勢力論〉を改めて〈平和勢力論〉を盛りこんだが,起草の段階では高野実総主事と太田薫副議長との対立が表面化した.〔参〕《総評20年史》上,1974.⇒1953[労]8.20,1954[労]7.12.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。