スト規制法反対闘争[労]1953.7.4
スト規制法反対闘争[労]1953.7.4
電気事業労働者および炭鉱労働者の争議権(スト権)の実質的剥奪を狙うスト規制法に対し,その合憲性,必要性,妥当性等につき厳しい批判がなされた.総評も電産,炭労を中心に反対闘争の態勢を確立し,7月4日,同月11日,同月27日の3波にわたるストライキを行った.しかし,この闘争は,電産,炭労の長期ストの直後であったことや電産が分裂の動きを抱えていたことなどのため盛り上がりを欠き低調に終わった.〔参〕《資料労働運動史・昭和28年》.⇒1956[労]9.30.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。