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三菱美唄炭礦事件判決[政]1953.6.17

三菱美唄炭礦事件判決[政]1953.6.17

   生活の窮迫と抑圧からの解放感が充満していた1946年2月に発生し〈人民裁判事件〉として注目を集めた.賃上げと現物支給の出勤手当打ち切りに抗議して生産管理闘争に入った組合が,鉱山所長らを連行し罵声と怒号を浴びせる千数百人の組合員の面前で,睡眠も与えず夜を徹して大衆交渉を継続した行為について,最高裁大法廷は,許容された限度を越えているとして不法監禁罪の成立を認めた.〔参〕労働法律旬報別冊144号.⇒1946[労]2.8.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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