日鋼赤羽工場争議[労]1953.6.16
日鋼赤羽工場争議[労]1953.6.16
駐留軍関係兵器の修理を扱う特需工場での争議.組合は,組合活動の自由と5月4日一律4000円の賃上げを要求,3波に及ぶストを実施し,会社も1週間のロックアウトで対抗した.この間,米兵の威嚇射撃で組合のピケが一時破られ,労働三法適用の問題とともに国会の事情聴取を受けるなど緊張した局面があったが,結局,2450円の賃上げをもって決着した.〔参〕《資料労働運動史・昭和28年》.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。