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〈重光首班〉論[政]1953.5.17

〈重光首班〉論[政]1953.5.17

   1953年4月の総選挙で吉田茂の率いる自由党が過半数を割ったのをみた高野実総評事務局長は〈敵の中枢を突きくずす政略〉として〈内外独占資本,アメリカの極東軍事政策を代表する吉田政府の打倒〉をかかげ,その具体的な行動として,野党が一致して保守第二党・改進党の重光葵総裁を内閣首班とすべきであると主張した.共産党はこの方針を支持したが(のち自己批判),左派社会党は同調せず,この構想は日の目をみなかった.〔参〕松本健二《戦後日本革命の内幕》1973.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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