日産化学争議[労]1953.4.13
日産化学争議[労]1953.4.13
春期賃上げ要求に基づく日産化学争議は,ストに対抗した会社の部分ロックアウト,強制出荷をめぐるピケ隊と警官隊との衝突,組合による労農提携の呼びかけ,スト中の人員整理案発表などによって特徴づけられる.争議は,人員整理案の撤回,要求水準を下回る賃上げによって終結.朝鮮戦争後の不況下で,経営合理化を迫られた企業における争議の一典型となった.〔参〕《資料労働運動史・昭和28年》.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。