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昭電川崎工場争議[労]1953.1.5

昭電川崎工場争議[労]1953.1.5

   生産報償金の要求提出に端を発した昭和電工川崎工場労組の争議は,第1波72時間スト,第2波240時間,第3波480時間,そして無期限ストと約5ヵ月間,激しくたたかわれた.この間,ストに対抗した会社の部分・全面ロックアウト,会社の強制出荷を阻止しようとして発生したピケ隊の衝突事件,2度にわたる組合執行部の交替,労農提携を企図した農村工作活動,さらには争議妥結後の前組合長らの懲戒解雇を含む争議責任者の処分など,複雑な様相によって注目された.組合は要求の達成度も低く,解雇処分などの深い痛手を負ったが,長期争議にもかかわらず組織分裂は発生しなかった.〔参〕昭和電工川崎工場労組《組合10年史》1956.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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