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鹿地事件[政]1952.12.7

鹿地事件[政]1952.12.7

   1951年11月25日に米中央諜報局キャノン機関に拉致・監禁され行方不明になっていた鹿地亘は,一日本人の協力で帰宅し,スパイを強要され拷問・脅迫を受けた事実を訴えた.アメリカ大使館はソ連のスパイとして拘禁したと発表,警察も自首した三橋正雄とスパイの共犯の疑いがあるとし,国会でもとりあげられた.実情はともかく,日本国民の人権と日本国の主権が米国によって侵害された事件.〔参〕鹿地亘・山田善二郎《だまれ日本人!》1953.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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