第25回総選挙[政]1952.10.1
第25回総選挙[政]1952.10.1
サンフランシスコ講和条約が発効して占領が終わったあとの最初の総選挙.これより前,追放解除となった鳩山一郎らの自由党内反吉田派の活動を抑えるため,吉田首相はごく一部の側近にはかって〈抜き打ち解散〉をしたが,選挙結果は与党自由党が240人と,過半数を6人上回るだけとなった.しかもそのうち64人は反吉田の派であった.〔参〕石川真澄《戦後政治構造史》1978.⇒1955[政]2.27.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。