公安調査庁[政]1952.7.21
公安調査庁[政]1952.7.21
破壊活動防止法に基づく調査を行うために,法務省の外局として設けられ,8公安調査局,44地方公安調査局をもつ.法務省特審局がその前身である.破防法容疑団体を指定し,公安調査官が情報収集をする.そのさい,違法な活動や人権侵害がしばしば問題となる.機構とくに人事に警備警察の影響が強い.〔参〕宮内裕《戦後治安立法の基本的性格》1960.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。