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吹田・大須事件[社]1952.6.24,7.3

吹田・大須事件[社]1952.6.24,7.3

   6月24日夜朝鮮戦争勃発2周年記念前夜祭に参加した900人が,翌25日朝にかけて山中を行進したりしたうえ,吹田操車場で軍需輸送反対のデモをし,やがて吹田駅から列車で引き揚げるまでの間,何ヵ所かで警官隊と衝突した.つづいて7月7日夜,名古屋大須球場で宮腰喜助,帆足計両議員帰国歓迎集会があり,終了後1000人がデモに移り,まもなく警官隊が拳銃を発射するなどして死者1人,重軽傷者多数が出た.いずれも騒擾事件とされたが,吹田事件については一審・二審で騒擾罪不成立とされ(威力業務妨害については有罪),大須事件については最高裁で騒擾罪成立・全員有罪の判決が出ている.〔参〕メーデー事件裁判闘争史編集委員会編《メーデー事件裁判闘争史》1982.林学《大須っ子》1978.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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