東大ポポロ事件[文]1952.2.20
東大ポポロ事件[文]1952.2.20
東大劇団ポポロが法文経25番教室で松川事件に取材した演劇を発表中,会場に潜入した私服警官4人が発見され,3人が学生たちにつかまり,始末書を書き,警察手帳を預けて釈放された.集会立入りは文部省と警察との協定違反であった.また学内での系統的な警備情報収集も暴露されたので,大学の自治を侵害する警察活動として,国会でとりあげられた.〔参〕遠山茂樹ほか編《ポポロ事件――黒い手帳は語る》1964.⇒1963[政]5.22.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。