法政大学大原社会問題研究所 オイサー・オルグ  OISR.ORG 総合案内

文字の大きさ

  • 標準
  • 拡大

背景色を変える

  • 白
  • 黒
  • 青

ホーム   >    研究活動・刊行物    >   デジタルライブラリー   >    『社会・労働運動大年表』解説編    >   京都市電争議[労]1951.12.19

京都市電争議[労]1951.12.19

京都市電争議[労]1951.12.19

   賃上げ・越年資金を要求する京交(京都交通労働組合)は,この日全面ストに突入し,組合員は各車庫にバリケードを築いて座り込み,市電・市バスは完全にストップした.政令201号(1948.7公布)下での初の本格的な公務員ストに対し,市側(高山義三市長)は強硬姿勢を崩さず,20日以降警察当局は大量の警官隊を出動させ,組合幹部12人を逮捕した.ストは他の5大市労組の相次ぐ妥結で孤立化し,22日組合側の全面敗北に終わる.幹部8人の解雇処分により京交は大打撃をうけ,京都市職員労働組合連合会など左派労働運動の闘争力と影響力は減退した.〔参〕京都交通労組《京交30年史・1》1977.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

ページトップへ