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三越争議[労]1951.12.18

三越争議[労]1951.12.18

   全三越従業員組合は,1951年7月,賃上げを有利に解決したが,会社は組合が中元売出しに定時出勤戦術をとった責任を追及,10月25日,3役と中闘委員6人を解雇した.組合は都労委に提訴,この日,48時間ストに突入した.店の周囲には女子従業員によるピケがはられ,警視庁による警官の動員も見られた.争議は,’53年2月3日調停により会社が処分を撤回し解決した.300年の伝統をほこる百貨店の争議として注目された.〔参〕光山松雄《流通変革のなかで――丁稚どんからサラリーマンヘ》1985.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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