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炭労争議[労]1951.10.31

炭労争議[労]1951.10.31

   炭労は朝鮮特需下の物価騰貴による生活圧迫を改善するため〈1951年10月~52年9月賃金協定〉闘争を組んだ.その際,炭労を単一組合として強化しかつ賃上げの実効を高めるため,従来の各社個別交渉方式を排して資本規模別ブロック交渉方式(炭労と大手中央ブロックの交渉)を採用した.しかし’51年7月21日石炭連盟がこの交渉方式を拒否し,やむなく対角線交渉(炭労と個別企業間の交渉)に入り,その後第1波48時間スト,第2波48時間スト,第3波24時間ストをうち約20%の賃上げを獲得した.だが途中,古河,常磐の脱落があり集団交渉方式の多難を思わせた.〔参〕《炭労10年史》1964.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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