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社会党第2次分裂[政]1951.10.23

社会党第2次分裂[政]1951.10.23

   サンフランシスコで調印された対日平和条約と日米安保条約を,国会においていかに扱うかで社会党は真二つに割れた.両条約ともに反対は青・青票,平和条約に賛成,安保条約に反対を白・青票としたが,10月2日の党中執委では16対14で白・青が通った.しかし10月23日の党臨時大会は,怒号と乱闘に終始して収拾がつかず,24日午前9時に大会議長は解散を宣した.このときから社会党は左右両党に分裂,以後4年間の対立時代に入る.この分裂には総評が青・青つまり左派の立場を支持した関係が有力な背景となっており,社会党と総評との結合の深まりを示した.〔参〕月刊社会党編集部編《日本社会党の30年・1》1976.⇒1955[政]10.13.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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