法政大学大原社会問題研究所 オイサー・オルグ  OISR.ORG 総合案内

文字の大きさ

  • 標準
  • 拡大

背景色を変える

  • 白
  • 黒
  • 青

ホーム   >    研究活動・刊行物    >   デジタルライブラリー   >    『社会・労働運動大年表』解説編    >   労闘[労]1951.6.19

労闘[労]1951.6.19

労闘[労]1951.6.19

   政府による講和後の労働法再編に対抗し,総評は1951年6月19日労働基準法改悪反対闘争委員会を設置,8月15日に労働法規改悪反対闘争委員会(労闘)と改称した.しかし政府がゼネスト禁止法案・団体等規正法案を発表するにおよんで,総評は治安立法・労働法規改悪と闘う旨の〈非常事態宣言〉を出し,’52年3月1日労闘主催の弾圧法規粉砕決起大会を全国で開き,その後4波にわたる労闘ストをおこなった.第2波ストの参加者107万人,このほか職場集会・超勤拒否などで統一行動に参加した者約200万人で,大規模な政治ストとなった.労闘ストを最大の契機に,破防法の一部修正,ゼネスト禁止法・労基法改定の阻止が実現された.〔参〕《総評20年史・上》1974.⇒1952[労]4.12.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

ページトップへ