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政令諮問委員会[政]1951.5.14

政令諮問委員会[政]1951.5.14

   対日講和に備えポツダム政令・関連法規の修正権限を日本政府に委譲するとのリッジウェイ声明(1950年5月1日)に基づき,吉田内閣が設置.メンバーは木村篤太郎,石坂泰三,中山伊知郎等9人.翌’52年3月までの10ヵ月に31回会合,行政機構,教育制度,独占禁止法,警察制度などを検討したとされている.〈逆コース〉の起点となった.労働法規については中山試案を中心に検討が加えられ,7月9日〈労働関係法令の改廃に関する意見〉を提出.政令325号にかわるゼネスト禁止立法が構想され,スト権剥奪の公務員法・公労法は問題にされなかった.〔参〕後藤基夫ほか《戦後保守政治の軌跡》1982.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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