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分裂メーデー[労]1951.5.1

分裂メーデー[労]1951.5.1

   総評メーデー実行委員会の柳本事務局長は,4月25日,GHQエーミス労働課長と会見し皇居前広場の使用不可を申し渡された.これを理由として総評は中央メーデーを中止し,東京の各地区メーデーもとりやめ,傘下組合員にメーデー集会に参加取り止めを呼びかけた.これに対し,統一メーデー促進会は,〈全面講和をかちとれ〉〈再軍備に反対せよ〉のスローガンで各地でメーデーを実施した.実質的な中央メーデーとなった中部地区会場の芝公園には5万人が集まり,東京全体で10万人の参加者があった.総評は,5月3日の政府主催の憲法施行記念式典に動員をかけたが,数百人しか集まらなかった.〔参〕《資料労働運動史・昭和26年》.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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