〈教え児を再び戦場に送るな〉[労]1951.1.24
〈教え児を再び戦場に送るな〉[労]1951.1.24
1951年1月の日教組第18回中央委員会で初めて掲げられたスローガン.朝鮮戦争が開始され,単独講和の選択が既成事実化するなかで,平和と全面講和を求め,同時に,戦前の天皇制軍国主義教育体制のもとではたした教師の役割を深く反省し,教育を再び軍国主義の手にゆずり渡すことのないよう決意を明らかにしたもの.以後の平和教育運動の合言葉となった.〔参〕《日教組20年史》1967.⇒1952[労]6.16.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。