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全労連解散命令[労]1950.8.30

全労連解散命令[労]1950.8.30

   全労連は2・1ゼネスト禁止後にゼネストに至る運動の高揚を背景に結成された.だがその後,アメリカ占領軍は,〈自由にして民主的な労働組合運動〉〈共産党の組合支配の排除〉などのスローガンをかかげて,全労連,産別会議などへの攻撃にのりだした.一方,総同盟は1948年1月,〈組合民主化〉運動の全国的な展開を決定,6月には全労連から脱退した.世界労連と一体化する方針の全労連に対する弾圧と反撥は強かった.朝鮮戦争がはじまるとともに,8月30日,アメリカ占領軍は全労連に解散を命じ,幹部12人を公職追放処分にした.〔参〕塩田庄兵衛《日本社会運動史》1982.⇒1947[労]3.10.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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