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三鷹事件一審判決[政]1950.8.11

三鷹事件一審判決[政]1950.8.11

   1949年7月15日夜中央線三鷹駅構内で無人電車が暴走,死者6人,重軽傷者12人が出た.政府は,人員整理に反対する思想的背景をもつ犯罪と声明し,2日後早くも共産党員の電車区分会長が逮捕された.東京地裁は非党員竹内景助の単独犯行として無期懲役を判決し,共産党員の共同謀議という検察官主張を空中楼閣と断定,9人の共産党員全員に無罪を言い渡した.〔参〕田中二郎ほか編《戦後政治裁判史録・1》,1980.⇒1955[政]6.22.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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