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共産党中央委員会24人の追放[政]1950.6.6

共産党中央委員会24人の追放[政]1950.6.6

   1950年5月3日の憲法記念日にマッカーサー占領軍司令官は,共産党は侵略の手先であると非難する声明を発表して非合法化を示唆した.6月6日,マッカーサーは吉田茂首相に書簡を送り,共産党中央委員会24人(うち国会議員7人)の公職追放を指令した.さらに翌7日,機関紙《アカハタ》編集幹部17人の追放が指令された.6月25日に朝鮮戦争が開始されると,翌日《アカハタ》は発行禁止処分を受けた.共産党の幹部や活動家の多くが地下に潜行して活動をつづけたが,同時に中央委員会内部の対立が激化し,〈50年問題〉とよばれる分裂状態におちいった.〔参〕《日本共産党の50年》1972.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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