総同盟解体方針決定[労]1950.5.11
総同盟解体方針決定[労]1950.5.11
総同盟は1950年5月11日から2日間開いた中央委で〈総同盟を解体し,総評を軸とする戦線統一〉をはかる,との方針を決定した.これは,高野実総主事ら左派が新産別との合同を断念し,産業別の統合整理を促進し,総同盟を解体して単産ごとに総評に加盟するというものである.総同盟の解体に反対する右派は,条件付きで承認したものの,この方針がやがて総同盟左右分裂の原因となった.〔参〕《総同盟50年史》3巻,1968.⇒1951[労]3.28.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。