シューマン=プラン[国]1950.5.9
シューマン=プラン[国]1950.5.9
マーシャル援助の受入機関として欧州にOEECが設立されたが,そうした機能的結合のみでなくより実質的な統合という考えが,超国家的な政府の樹立をめざす欧州主義者によって主張された.フランスのシューマン外相によるシューマン=プランでは,石炭鉄鋼共同体(ECSC)構想が提起され,欧州の石炭,鉄鋼の共同管理と同時に欧州連邦の実現が目的とされた.〔参〕片山謙二編《現代資本主義とEEC》1967.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。