総評結成準備大会[労]1950.3.11
総評結成準備大会[労]1950.3.11
総同盟・国労・日教組・都労連・海員・全鉱・私鉄総連など17単産の代議員200余人と,オブザーバーとして全日通・硫労連など7単産の代表が東京・神田の教育会館に集まって開催した.国際自由労連や米英の労働団体などが祝電を寄せた.〈政党の労働組合支配排除〉などの基本綱領案を確認して,ただちに結成準備活動を開始し,3月26日には機関紙《総評》を発行した.この大会は,1949年11月から国際自由労連結成大会に出席した5人の日本代表の帰朝報告会を主催した主要労働団体の戦線統一懇談会が推進した.だが,そのメンバーである新産別が大会2日前に総評結成を戦時中の〈産報化〉と批判の声明を出し,波紋をよんだ.〔参〕《総評20年史・上》1974.⇒1950[労]7.11.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。