マッカーシー旋風[国]1950.2.9
マッカーシー旋風[国]1950.2.9
第2次世界大戦後アメリカは公務員の忠誠審査を実施するなど反共思想統制を強めてきたが,1950年2月マッカーシー上院議員が国務省内に多数の共産主義者がいると非難して以来,彼の煽動のもとに〈赤狩り〉が異常な激しさで進められた.しかも攻撃の矛先がリベラルな勢力にも向けられたため,’54年のマッカーシー失脚後もアメリカ社会の保守化に深い影響を及ぼした.〔参〕R.H.ロービア《マッカーシズム》1984.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。