京都民統(全京都民主戦線統一会議)[社]1950.1.25
京都民統(全京都民主戦線統一会議)[社]1950.1.25
1950年2月の京都市長選を契機に,労働組合の統一を核とした広範な民主団体からなる民統が1月25日結成され,高山義三の市長当選と4月の蜷川虎三知事当選の原動力となった.戦前の人民戦線運動や敗戦直後の京都民主戦線運動を継承・発展させたが,6月参院選をきっかけに,恒常的統一戦線組織をめざす共産党と選挙むけに限定する社会党の対立が激化し,まもなく事実上解消した.〔参〕小柳津恒《京都民統の思い出》1977.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。