社会党分裂[政]1950.1.16
社会党分裂[政]1950.1.16
片山・芦田両内閣の失敗と第24回総選挙での敗北および講和問題の討議は,社会党内に鋭い理論的対立を生んだ.第5回大会は,大会役員選出,独立青年同盟や財政をめぐる討議で左派が優勢のうちにすすめられ,独立青年同盟排除問題が大会議案とされたことで,ついに最終日の19日,右派は片山哲を擁して退場し〈正統派大会〉を開き,残った代議員は鈴木茂三郎を書記長に選出した.この第1次分裂は75日で回復された.〔参〕小山弘健《日本社会党史》1965.⇒1951[政]10.23.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。