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新産別(全国産業別労働組合連合)[労]1949.12.10

新産別(全国産業別労働組合連合)[労]1949.12.10

   全労連や産別会議が衰退し,民同派が各組合を制覇してきたが,民主化運動の主導権は総同盟が掌握し,産別民同は民同派であって組合組織ではなく,新ナショナル・センター結成について強い発言権が認められなかった.そこで,産別民同は,独自の全国組織化に踏み切った.全国機械工業・全日本車輛などの組合,電工・化学・生保などの準備会,電産・日通などの民同組織から代議員約300人を集めて結成大会を開催,組織人員公称32万の新産別を発足させたが,その実数は20万前後といわれた.総評,同盟,中立労連と並ぶナショナル・センターであるが,組合員の数は圧倒的に少なかった.〔参〕《新産別の20年》II,1970.⇒1988[労]10.25.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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