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失業反対・職よこせ大会[労]1949.8.2

失業反対・職よこせ大会[労]1949.8.2

   敗戦直後,政府統計で1399万人という膨大な失業者がつくりだされ,1949年にはドッジ・ラインによる大量解雇が強行され,失業者が激増する.政府は職業安定法による職業紹介,失業保険法の制定,失業応急事業の実施につづいて,’49年5月,緊急失業対策法を制定して失業対策事業を実施するが,激増する失業者に十分な就労保障をあたえるものではなかった.東京都では’49年にはいって応急事業に就労している日雇労働者のアブレがつづいていたが,5月以降,全員の就労を要求した仕事よこせ闘争がはじまり,8月2日の失業者大会を経て拡大,さらに,仕事よこせ闘争は全国的に拡大した.〔参〕《日本労働年鑑》23集.⇒1953[労]10.12.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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