東神奈川人民電車事件[労]1949.6.1
東神奈川人民電車事件[労]1949.6.1
行政整理実施にむけ国鉄は1949年5月30日,新交番制を発表した.組合はこれを労働強化・首切りの前提であるとして,自主管理で旧交番制を実施,6月9日からはストライキに入った.この時,東神奈川車掌区・電車区両分会は一般乗客の要求にこたえるとして10日,組合管理の〈人民電車〉を運行した.11日,GHQの指令によりストは終わった.〔参〕《資料労働運動史・昭和24年》.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。