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東京都公安条例反対デモ事件[社]1949.5.30

東京都公安条例反対デモ事件[社]1949.5.30

   アメリカ占領軍は1948年8月以来公安条例のモデルを示し,地方自治体にその制定を指示していた.首都では’49年5月東京都議会で問題が本格化し,都労連・産別・総同盟・全官公による公安条例制定反対共闘懇談会が開かれた5月30日,都議会に向かった3千人のデモ隊を警官隊が弾圧,衝突の間に東交労組員橋本金二が死亡するという惨事が起こった.10月20日都議会は,届出制の公安条例を強行制定した.翌’50年6月いわゆる5・30事件を口実にいっさいの集会・デモが禁止され,〈ウイロビー書簡〉にもとづいて,7月1日現行の許可制条例に改正された.〔参〕尾崎治《公安条例制定秘史》1978.⇒1950年[社]5.30.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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