平和擁護世界大会(第1回)[国]1949.4.20
平和擁護世界大会(第1回)[国]1949.4.20
パリとプラハで開かれ,72ヵ国,10国際団体を代表する2005人が参加した.フランス政府が社会主義諸国代表の入国を許可しなかったため,会場が2ヵ所になった.この大会は,同年2月,平和擁護国際知識人連絡委員会,国際民主婦人連盟,およびジョリオ・キューリー博士(フランス)など17ヵ国の著名な人びとの共同提唱で発起された.大会では戦後平和運動の基本的課題が明らかにされ,常設機関として平和擁護世界大会委員会が発足した.それは平和のための広範な国際的統一戦線の出発点となった.〔参〕日本平和委員会編《平和運動20年運動史》1969.⇒1949[社]4.25.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。