全労組会議準備会(全国労働組合会議準備会)[労]1949.2.12
全労組会議準備会(全国労働組合会議準備会)[労]1949.2.12
各組合内の民主化運動がしだいに勢力を拡大する一方,産別会議第4回大会が民同解散決議を採択して退場者を出す騒ぎになるという情勢下,総同盟・産別民同・国鉄民同は,中央組織結成の準備に乗り出し,その他の民同派や中立系組合のオブザーバーなど約500人を集め,同準備会の結成大会を開催した.しかし,全労組会議は結局結成されず,上記3組合以外の民同派から提唱された全国労働組合統一準備会を経て総評が結成された.総評の結成過程にGHQの強い指示が作用した事実が確認されている.〔参〕《総評20年史・上》1974.⇒1950[労]7.11.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。