日鉄八幡製鉄所争議[労]1948.11.16
日鉄八幡製鉄所争議[労]1948.11.16
激しいインフレが続き,GHQの賃金3原則が打ち出された1948年,5月の賃上げ闘争に続き,日鉄労連が組織した賃上げ争議.八幡労組は9月,年齢別最低保障給と一時金を要求,10月7日,16日に24時間スト.その後の地区別波状ストを実施したが,会社は一歩も譲らず,日鉄労連各組合の足並が乱れたこともあって,会社案で争議は終結.この争議では,占領軍福岡軍政部が賠償指定工場であることを理由に構内デモ・集会を禁止する動きを見せた.〔参〕《八幡製鉄労働運動史》中巻,1959.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。