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全学連[社]1948.9.18

全学連[社]1948.9.18

   敗戦後,全国の大学で戦争責任の追及,大学の自治と学生生活の擁護等の課題を掲げて学生運動が展開され,その結集点として,東京で全日本学生自治会総連合(全学連)結成大会が開かれた.全国の大学高専の学生約400人が参加し,授業料値上げ問題,理事会案・私学法案等の大学管理政策問題,新制大学問題等の討論をおこない,〈ファシズムと戦争に反対する〉大会宣言を採択した.その後,全学連は教育復興防衛闘争や大学教員のレッドパージ反対闘争に取り組み,大きな力を発揮したが,その後日本共産党内の混乱の影響を受け,’60年に政治路線の対立やセクト間の指導権争いで分裂する.〔参〕高桑末秀《日本学生社会運動史》1955.⇒1950[社]9.1.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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