民主主義擁護同盟(民擁同)[社]1948.8.27
民主主義擁護同盟(民擁同)[社]1948.8.27
自由・平和・独立をスローガンに民主民族戦線の中心母体として結成された.共産党・労農党・産別会議・日農・部落解放全国委員会など95団体,1113万人が加盟した.民主民族戦線政府の樹立をめざし,政令201号反対・平和擁護日本大会・三鷹松川両事件追及などの統一行動を展開したが,朝鮮戦争下の弾圧で1950年6月解散した.しかし民擁同の組織と運動を母体に,民主商工会,民医連,平和を守る会,日本平和委員会,言論弾圧反対同盟など多種類の大衆団体が新たに結成され,その後の大衆団体の多様な動きが展開される起点としての役割を果たした.〔参〕吉田健二〈民主主義擁護同盟の分析〉(労働運動史研究会《日本の統一戦線運動》1976).⇒1948[政]2.6.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。