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ILO87号条約[国]1948.6.17

ILO87号条約[国]1948.6.17

   この条約は,結社の自由と団結権の保護を目的として1948年の第31回総会で採択された.ILO憲章が結社の自由の原則の承認こそ労働条件を改善し,平和を確立する手段であると宣言し,フィラデルフィア宣言が表現と結社の自由は不断の進歩のため不可欠だとのべていることを考慮して採択されたもの.この条約により,労働者および使用者は,事前の認可を必要とせずに自らの選択する団体を設立・加入できるとともに,完全な自由の下に規約を作成し,代表を選び,活動を定め,計画を立案することができる.公の機関がこれらの権利を制限したり,その行使を妨げることは差し控えるべきものとされる.日本は’65年6月,ドライヤー勧告をうけ批准した.〔参〕《日本労働年鑑》37集.⇒1965[政]4.15,1965[政]8.31.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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