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昭和電工事件[政]1948.6.7

昭和電工事件[政]1948.6.7

   昭和電工は肥料増産政策のなかで業績を拡張した肥料製造会社で,復興金融金庫から30億円余りの融資を受けていた.しかし返済がルーズなうえに多額の使途不明金があり,それが政官界への贈賄に使われた疑いが持たれていた.6月23日,日野原節三社長が逮捕され,秋以降,政治家・官僚に逮捕の手が伸び,西尾末広前副総理の逮捕により芦田内閣は退陣,芦田も12月に逮捕された.〔参〕山田敬男《戦後疑獄史》1982.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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