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全逓3月闘争[労]1948.2.25

全逓3月闘争[労]1948.2.25

   2月5日の全逓中央委員会は,最低賃金制,労働法規改悪反対,通信・鉄道料金値上げ反対などの要求実現をめざして地域闘争を強化すること,中闘委員会は指導性を発揮すること,などの方針を決めた.これにもとづき大阪中央郵便局支部の24時間ストを皮切りに,3月中は各地協・支部ごとの実力闘争が展開された.東京搬送工事局・札幌電話局・国際福岡受信所などの各支部では占領軍回線を切り,組合員が軍事裁判で有罪になった.全逓本部は東日本・西日本に分けて24時間ストを決行,さらに全国24時間ストに突入する準備指令を出したが,マーカット経済科学局長からこの計画は総司令官の2・1スト禁止通告に該当するとの覚書が出され,全国ストは中止された.〔参〕《全逓労働運動史》9巻,1975.⇒1948[政]3.29.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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