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共産党の民主民族戦線結成方針[政]1948.2.6

共産党の民主民族戦線結成方針[政]1948.2.6

   共産党第6回大会における民族問題の検討に基づき,戦後情勢の新段階に対応する統一戦線として提唱された.従来の民主人民戦線をさらに発展させ,(1)民主主義の徹底,(2)生活の安定と向上,(3)日本の完全独立の3つの基本目標で国民的多数派の形成をめざした.しかし民主民族戦線はそれにとどまらず,占領下平和革命論として究極的には日本における新しい社会主義への移行ないしは接近の一形態として戦略的に構想されていた.民主主義擁護同盟は,この民主民族戦線の中心母体として結成された.〔参〕吉田健二〈民主主義擁護同盟の分析〉(労働運動史研究会編《日本の統一戦線運動》1976).⇒1948[社]8.27




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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