内務省廃止[政]1947.12.31
内務省廃止[政]1947.12.31
戦後民主改革の一環として,戦前の天皇制官僚機構の中枢であった内務省の解体措置がとられた.その多くの機構は分散し,国土局は新設の建設院(のちの建設省)に,地方局の中の選挙事務は全国選挙管理委員会に,財政事務は地方財政委員会に,国家地方警察行政は国家公安委員会に移された.しかし’49年6月地方自治庁が設けられ,’52年8月自治庁,’60年7月自治省に発展するなど,その機構と人脈は生きつづけた.〔参〕大霞会編《内務省史》1970~71.⇒1873[政]11.10,1920[政]8.24.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。