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警察法[政]1947.12.17

警察法[政]1947.12.17

   GHQの改革方針に沿って,新生警察の管理・運営のあり方,組織を定めた法律.同法は第1に天皇制下の中央集権的警察を解体し,人口5千以上の市町村が独立に組織する自治体警察とし,それ以外の地域をカバーする国家地方警察の2本立てとした.第2に,自治体警察の管理運営は市町村公安委員会に,国警のそれは国家公安委員会に委ねることにより民主的統制の確保をはかった.さらに警察の任務も限定した.しかし同法の精神はその後の法改正で変質された.〔参〕広中俊雄《戦後日本の警察》1968.⇒1954[政]6.8.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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