農業協同組合法[経]1947.11.19
農業協同組合法[経]1947.11.19
戦争遂行目的による農民統制組織として機能した農業会を解体し,農村の民主的再建と協同組合組織をつくるための根拠法として1947年11月に公布された.食糧生産と配給量の確保のため,農業会の改組あるいはある種の統制機能を付与しようとした農林省の意図はGHQによって退けられ,協同組合原則にもとづいた自律的農民組織としての性格が貫徹されている.〔参〕《農業協同組合制度史》1巻,1967.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。