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最高裁判所発足[政]1947.8.4

最高裁判所発足[政]1947.8.4

   日本国憲法における三権分立の構造を具体化する司法権の集約点として最高裁が発足した.最高裁には,違憲審査制度の担い手としての機能発揮が期待されたが,統治行為論の展開に見られるように,憲法の番人としての役割を十分に発揮しているとは評価できない.なお,最高裁の発足は社会党政権としての片山内閣によってなされている.片山内閣は,裁判官任命諮問委員会が投票で選出した30人の候補者のなかから長官1名,判事14名を指名する方法をとった.裁判官任命諮問委員会は全国の判事・検察官・弁護士の公選代表および衆参両院議長,学界代表によって構成された.〔参〕《読売政治年鑑・1948年版》.日本弁護士連合会編《最高裁判所》1980.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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