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ラマディエ内閣の共産党閣僚解任[国]1947.5.4

ラマディエ内閣の共産党閣僚解任[国]1947.5.4

   1947年1月21日に成立したラマディエ内閣には,共産党からも5人が入閣し,3党政治の体制が維持されていた.しかし,ルノー労働者の賃上げ要求を支持する共産党は,5月4日,議会で賃金凍結を主張するラマディエ内閣に不信任票を投じた.これに対し,オリオール大統領とラマディエ首相は共産党閣僚の解任を発表し,3党政治の体制に終止符を打った.これに前後して,ベルギーとイタリアでも共産党が政権から排除され,西欧諸国でマーシャル=プランの受け入れ体制が整えられる.〔参〕杉本淑彦〈フランスにおける社共の政権協力と決裂(1944-1947)〉(《史林》〔京都大学〕65巻6号).




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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