日本国憲法[政]1947.5.3
日本国憲法[政]1947.5.3
わが国初の民定憲法である.国民主権規定・戦争放棄規定・基本的人権規定の3大原則を柱に構成されているが,社会権的規定(生存権,教育権,勤労権,団結権等)を含んでいるところにその特徴がある.占領軍によって指示された原則を承認した経過を含んで制定されたが,旧憲法に対する新憲法としての改正手続は正当であった.日本の社会に内在的な,歴史的要因を基盤に生み出され,定着し,現代日本社会の構成原理となっている.〔参〕中村哲《日本国憲法の構造》1956.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。