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全労連(全国労働組合連絡協議会)[労]1947.3.10

全労連(全国労働組合連絡協議会)[労]1947.3.10

   2・1ゼネストヘむけての共同闘争がかつてなくもりあがるとともに,労働戦線の統一も前進した.2・1ゼネスト後,産業別労働組合の全国的統一があいついで実現するとともに,1947年3月には,当時の組織労働者の84%にあたる約420万人を翼下におさめた全労連が結成された.この組織は,加盟団体の全会一致にもとづく拘束力の弱い連絡協議機関であったが,2・1ゼネスト禁止直後の緊迫した状況のもとで,産別会議も,総同盟も,ともに加盟した.’49年1月,世界労連への加入が認められている.全労連は,わが国ではほとんど経験したことのない全国単一ナショナル・センターへの第一歩であった.しかし,’50年8月30日,団体等規正令によって解散させられた.〔参〕《資料労働運動史・昭和22年》.⇒1950[労]4.17,1950[労]8.30.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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